トップページ


☆☆☆  伊勢 2005年1月  ☆☆☆


 1月02日(日) 

私の実家に里帰りです。お盆、お正月には帰省しています。
実家は伊勢なので、道路は混むかと思っていましたがそれほど渋滞もなく帰ることができました。

 へんば餅 

へんば餅本店 へんば餅本店 へんば餅本店 へんば餅

実家に帰る途中『へんば餅』によりました。本店は三重県度会郡小俣町明野というところにあります。
伊勢といえば「赤福」が有名ですが、「赤福」より甘さひかえめで美味しいです。
1775年創業の和菓子の老舗。鉄板で焼いた平たい焼き餅の『へんば餅』は、その昔「お伊勢参り」に訪れた人たちが、宮川を渡るために馬を返して舟に乗ったという(宮川から先が伊勢神宮の神域)。この宮川のほとりで舟待ちの旅人相手に売られていたことから「返馬」という名前がつきました。店内で焼きたてのあったかいお餅を一皿(\210)食べてきました。
国道23号線沿いに宮川店があり、そちらに行くお客の方が多い。また佃煮昆布が人気である。

 二見興玉神社 

夫婦岩 夫婦岩 夫婦岩 夫婦岩
実家で昼ご飯をいただいてから、『二見興玉神社』に行きました。三重県度会郡二見町というところにあります。
こちらは誰もが知っている「夫婦岩」があります。夫婦岩は、古来より日の出遥拝所として知られており、晴れた日には遠く富士山を望み見ることができます。でも冬場に「夫婦岩」から日のでを見ることはできません。 夏至の前後は、ふたつの岩間から美しい日の出が見られます。また、5月・9月の各5日、12月の第3日曜日に大注連縄の張り替えが行われます。

 1月03日(月) 

この日は朝早くから伊勢神宮(正式には神宮)に参拝に行く(姪っ子2人と一緒)。朝早く行くと比較的空いているのである。昨年は外宮に参拝に行ったので今年は内宮で参拝することにした。本来の神宮参拝の順路は、まず外宮からというのがならわしです。外宮は、伊勢市駅から歩いて7分ぐらいです。その後内宮ヘとお参りするのですが、我が家は毎年どちらか一方です。
平成16年の正月から内宮周辺の交通渋滞の解消・緩和を目指し12月31日の夜から1月3日までは「パーク&バスライド」を行っている。サンアリーナを駐車場として活用し、来訪者を内宮までシャトルバスで輸送するのである。駐車料金として\1000必要。サンアリーナは1994年に行われた「世界祝祭博覧会」の跡地です。サンアリーナから内宮まではシャトルバス専用のレーンが設けられて約15分程度で着いた。

 伊勢神宮 

サンアリーナ 駐車すると貰えるステッカー 大鳥居 宇治橋 五十鈴川岸の御手洗場
「伊勢神宮」は皇大神宮(こうたいじんぐう)と豊受大神宮(とようけだいじんぐう)からなる。通常は皇大神宮を内宮(ないくう)と呼び、豊受大神宮を外宮(げくう)と呼ぶ。内宮は天照坐皇大神(あまてらしますすめらおおみかみ)、外宮は豊受大御神(とようけおおみかみ)を祭る。
参拝するときは、二拝(最敬礼を二度行う)次に二拍手(手を二度打つ)次に一拝(最敬礼を一度行う)というのが、一般の作法となっています。
正宮 正宮
大晦日、元日が雪や雨の影響で例年より9万人弱少ない参拝客だったようだが、2日・3日は暖かい日で天気にも恵まれて多くの人が参拝に訪れたようである。
ことしは2013年の第62回式年遷宮に向けた行事が始まる「遷宮元年」である。
式年遷宮とは伊勢神宮の本殿などを20年ごとに、まったく同じ形で建て直すことです。これは、社殿の清浄さを保つためで、他に建築技術の伝承、伝統工芸の伝承などの意味があるとされる。
姪っ子は高校受験なので、御守を買ってあげました。本人も合格祈願してました。


 おはらい町 

赤福本店 赤福ぜんざい おかげ横丁 チーズ棒

内宮宇治橋の手前、参宮街道の約800mが『おはらい町』といわれる門前町です。伊勢名物「赤福」がその「おはらい町」の中ほどに、約300年間変わらず商いを続けてこれたのも、お伊勢さんの「おかげ」という感謝の気持を持って、平成5年7月に誕生させた町が「おかげ横丁」です。
江戸から明治にかけての伊勢路の代表的な建築物が移築・再現され、この地方の魅力が凝縮されており、三重の老舗の味・名産品・歴史・風習・人情まで、一度に体感できます。

赤福創業は1707年の老舗。一口サイズの餅にあんこをのせた「赤福餅」は伊勢みやげとして全国的に知られています。1877年築の本店には門前の茶屋の風情が今も残されています。「赤福」の名はお伊勢参りの人に「赤心慶福」の心でもてなすところからとったものです。
毎月1日に販売される季節のおもち「朔日餅(ついたちもち」は、早朝から店の前に長い行列ができるほどの人気です。夏季(5〜9月頃)には「赤福氷」があり、今回は冬季 (10〜3月頃) のみの「赤福ぜんざい」(¥500 梅干と塩コンブ付き)をいただきました。
「おはらい町」や「おかげ横丁」を歩いていると、ついつい食べたくなるような物がたくさん売っています。なっかんはあつあつのチーズ棒をいただきました。

 まめや 

まめや 伊勢うどん
1923年創業の「伊勢うどん」の老舗。創業80年の歴史をもつ『まめや』に行きました。三重県伊勢市宮後にあります。(伊勢市駅から5分くらい)子供の頃からよく行ったうどん屋さんです。
伊勢で「うどん」と言えば「伊勢うどん」のこと。初めて「伊勢うどん」を食べた人がびっくりするのが、太くて柔らかいめんです。そして汁でなく「タレ」と呼ばれる黒いつゆ。一見辛そうですが、実はすっきりしていてタレだけでも飲めます。
カレーうどんや中華そばも美味しいです。


 河崎 

河崎 河崎
河崎は勢田川の水運を利用して繁栄した歴史のある問屋街で「伊勢の台所」と呼ばれていました。今も当時の面影をとどめる蔵がたくさん残っています。荷物を満載した船は勢田川を遡って河崎にいたり、その荷物は船から蔵に直接納められました。また舟で伊勢神宮にお参りする舟参宮の玄関口でもありました。
私が子供の頃はこの辺りの勢田川はドブ川みたいに汚い川でしたが、最近はきれいになり地元のまちづくり拠点として古い蔵を利用した飲食店などが次々とオープンしています。
少し時間のある時に散策してみるのによい所です。